マッチング

 

『雁木おりがらみ秋熟』発売前モニター試飲会 レポート

 


はてさて、酒と食材のマッチングを楽しむのは人間の至上の悦びの一つであるには違いませんが、、アンケート用紙片手にちょびちょびとやってばかりいてはせっかくの美味しいお酒も旨くありません。今回は私どもの思いつきで急遽メールでお声がけしたのですが、即座に反応してくださった方の一人がFさん。「そんな面白そうなことやるんなら前の日釣りにいって大きいの上げてきますから」と、予告ど
おり見事釣上げた“ひらまさ”の刺身、“のどぐろ”、“えて鰈”の差し入れをしてくださいました。モニター試飲会といっても、ただただ研究材料のためのモニターになっていただくつもりも、なるつもりもない。「なにより楽しまなきゃ」そんな主催者と参加者の以心伝心でしょうか。もう一人のMさんは本職の料理人が裸足で逃げるフレンチ&イタリアンの達人。(ご本人は本業・料理人、副業・自衛官といっておられましたが)Mさんも主催者の邪な期待を先読みしてかどうか、なんと“鮭のマリネ”と“自家製ベーコン”を差し入れてくださいました。い
ずれも絶品。一挙にグレードアップした食材に舌鼓をうちながら、やや緊張をしいられたマッチングテイスティングから解放され、自由にお酒を楽しみ、大いに酒を語るモードに移行していきました。
「世間では女性に合う日本酒は甘い系のように言わているけどそうは思わない」とKさんの奥さん。(納得!)「水で割るとかロックは邪道だとか言うけどもっと自由に飲めばいい」とYさん。(賛成!)
「僕にとって日本酒の原点は『雁木』」とKさんの ご主人。(涙…)「日本酒を飲むときはひたすら飲む。“あて”はいらない」とOさん。(ぎょ、御意!)料理と酒のマッチングも深いものがありますが、人と酒のマッチングも際限なく興味深いものですね。


 


9月3日、平素『雁木』をご愛飲いただいている皆様のうちから7名の方にモニターとして酒蔵にお集まりいただき、10月に発売を予定している『おりがらみ秋熟』3種類(純米大吟醸、純米吟醸、純米)と、いわゆる一般的な家庭料理および素材25種とのマッチングを試していただきました。
比較的最近日本酒の魅力に目覚めたという方から、日本酒に関しては
一家言も何家言もお持ちの方まで、真剣にチャレンジすることしばし…
「純米大吟醸は料理なくてもいけるんじゃない?」
「純米吟醸は優等生じゃね」「純米は相性の幅広いなあ」…etc.と口々に印象をおっしゃりながら、一口一口小分けした料理とサンプルのお酒を飲み合わすたび、「ふむふむ」、「おやっ?」、イメージどおりだったり、ミスマッチに違いないとの先入感を覆す意外な相性を発見したり、のご様子。後でご記入いただいたアンケートを集計してみると、それぞれの酒との相性の上位に揚げられたのが、

【純米大吟醸】…厚焼き玉子、カボチャの煮付け、カマンベールチーズ
【純米吟醸】…茄子の柚子とおし、ローストビーフ
【純米】…サバの生姜煮、とりの唐揚げ、ベーコン、大根なます

いや〜やってみなけりゃ分からないもんですねえ!因みに“カボチャの煮つけ”は3種類トータルでの相性の最上位。(意外!これだけでも大発見です。)“純米おりがらみ”に比較的濃い目の料理が集まることは想定の範囲内でしたが、その中に“大根なます”が「わしを忘れるな」と座っていたり。もちろん、ご回答の中には“共通するもの”もあれば“違い”もあります。それがまた面白いところ。世の中の料理は無限ですし、合う合わないの感じ方には個人差があるので、予断を排しどんどん食材とのマッチングを楽しみたいもの。
でも、上記の結果もほんのちょっとだけ参考にしていただければ幸いです。


参加者の皆さんはほとんどが初めて席をひとつにする方同士。それなのに『雁木』を通して、『おりがらみ秋熟』を通して大いに話は盛り上がります。皆さんいずれ劣らぬ薀蓄の持ち主で、それぞれの“おいしいもの体験”“おいしいもの情報”の開陳にお互いうなずくこと頻り。そして語る時の幸せそうに輝く笑顔。なんといってもお酒の肴の一番は“人”なのかもしれません。
「あ、なんだ家近くじゃないですか」
「じゃあ、週末にうちで飲み会しましょう!」
なんて話が成立したり、食材とのマッチングをテーマにした今回のモニター試飲会でしたが、図らずもモニターさん同士のマッチングのお役にもたてたかもしれません。

    絶対の自信作『雁木おりがらみ秋熟』!
     あなたのベストマッチングは…

『雁木おりがらみ秋熟』のうち【純米吟醸】については雁木特約店からの予約分で埋まっており、蔵元直売することが出来ません。お求めになりたい方はお取扱い店をご紹介いたしますので弊社までお問合せくださいませ。

>>『雁木おりがらみ秋熟』のオンラインご予約ページ

 
八百新酒造株式会社