[BACK]

写真をクリックすると別ウィンドウに拡大写真が表示されます

酒造りの現場ではあってもコンサートホールではない土蔵スペース。
あくまでも“土蔵”にこだわる以上会場づくりはスペースの確保からはじまります。

4〜5000klタンクを4基移動させ、ステージを組み、椅子を持ち込んで客席をつくりピアノの搬入、PA・照明の仕込、もともとそこに在る木樽や梁を活かして竹や和紙で空間をアレンジ、…等々、本番までの準備が一仕事です。

八百新のスタッフばかりでなく多くの方の協力をいただき当日にこぎつけました。
前日までの雨が嘘のように晴れ上がり絶好のイベント日和。

あらかじめ並べていた120席が埋まり、少し詰めていただいて、一部会場外にも席を追加して約150名の方にご入場いただきました

幻想的な雰囲気の中、渋谷さんと廣木さんのDUOによる廣木さんのオリジナル曲から演奏は始まりまし
た。う〜ん、イイ音。酒蔵はしっくり落ち着いた響きです。最初の一音を聴いただけで「やって良かった」と報われる気持ちになれました。

 

開演前と休憩時に「面白きこともなき世を面白く」を始め八百新のお酒を試飲していただきました。つまみは蓮根の天麩羅。今日の一番人気は大吟醸を凌いで非売品の純米無濾過原酒でした。
演奏に酔って、お酒に酔って…

2ndステージは廣木さんのソロから始まり、渋谷さんのソロ(痺れまくりです。)、そして中村さんの登場です。
ジャズ界の大御所二人をバックに少々緊張気味の中村さん。しかししめやかに堂々と歌い上げます。ジャズのスタンダードの間にはさんだ渋谷さん作曲の童謡「ふたりでひとつ」にはジーンときました。

そろそろ八百新は「蔵入り」を迎えます。酒造りを控えて、渋谷さん廣木さんの淡々とした真摯な演奏から“何かイイもの”が放射され、酒蔵を清めてもらった感じです。今年はさらに良い酒が出来そうな予感。
オンステージで、そしてオフステージで垣間見せていただいた渋谷毅さんの肩に力の入らない自然体…印象的でした。人間のあるべき姿を教えられる思いです。

渋谷さん、廣木さん、中村さん、熱演ありがとう。
スタッフの皆さん、ありがとう。

そして、お客様、本当にありがとうございました。
終始、このユニットがテーマにしている精緻で“So Quiet”な演奏に貫かれたコンサートでしたが、アンコールはおなじみのスタンダード「Don’t be that wey」「Blue Monk」で一転ビートを効かせます。お客さん堪能の表情。
いや〜、満足。




暮れなずむ八百新
酒造の玄関

下手くそな進行役を務める私(八百新酒造専務 小林)

八百新酒造株式会社
〒740-0017山口県岩国市今津町三丁目18-9
TEL/0827‐21‐3185 FAX/0827‐21‐3186


この日のために穴吹デザイン専門学校の学生さんが煙突脇につくっ
てくれたオブジェ(タイトルは『火星』だそうです。???)